早稲田大学文学部・文化構想学部 英語の徹底分析!合格最低点・配点・素点・平均点・SE式英語の戦略的な解き方を一部公開
こんにちは、サクセスエッジです。
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サクセスエッジでは早稲田・慶應を中心とした各学部の傾向や対策、科目ごとの配点などを他の記事にはない次元でみなさんに提供しており、素晴らしい反響をいただいています。
今回は、早稲田大学文学部・文化構想学部の英語について徹底解説していきたいと思います!
文学部・文化構想学部の英語は、もちろん難易度の変動はありますが、15年近くもほとんど問題形式の変化がありません。しかし、特殊な設問も多く、点数を取れる人と取れない人の差が激しいのも事実です。
早稲田大学部の文学部・文化構想学部では、その傾向や対策を本当の意味でつかむことによって点数を大幅にあげることができます。
この記事では、文学部や文化構想学部の配点・平均点を確認したうえで、最後には具体的な問題の解き方をあげて、皆さんに価値のある情報を提供していきたいと考えております。
この記事では、
① 早稲田大学文学部・文化構想学部(文構)の配点・合格点・合格最低点・標準化
② 早稲田大学文学部・文化構想学部(文構)の英語の大問ごとの配点
③ 早稲田大学文学部・文化構想学部(文構)英語の大問1 SE式戦略的な解き方を解説
の3つに分けて述べていますので、ご参照ください。
① 早稲田大学 文学部・文化構想学部の配点・合格最低点、標準化・英語の平均点について
1.早稲田 文学部・文化構想学部(文構) 各教科の配点について
この記事では、早稲田の文学部・文化構想学部(文構)の3教科入試(国語・英語・社会)に限って話していきます。
ここでは前提条件を確認するだけなので、飛ばしていただいて構いません。
各教科の配点
英語 | 国語 | 社会 |
75 | 75 | 50 |
文・文構はどちらも国語と英語がともに75点、社会科目が50点であり、国語と英語が特に重要視されていることがわかります。
早稲田の他の学部と違う点は、国語の配点が非常に高いことです。
英語に関してはほとんどの学部で配点が高くなっていますが、国語の配点が高いのは文・文構だけです。そのため、国語で失敗するのは避けたいところです。
英語と社会で堅実に得点しつつ、国語は落とさないという姿勢が大事になってきます。
2.早稲田大学 文学部・文化構想学部(文構) の合格最低点について
早稲田の文学部・文化構想学部(文構)の合格最低点のデータを示し、そこからなにが言えるか考えていきたいと思います。
【文学部】合格最低点
2016 | 129.3 |
2017 | 134.2 |
2018 | 135.1 |
2019 | 134 |
2020 | 132.2 |
2021 | 130.8 |
2022 | 131.9 |
平均 | 132.5 |
【文化構想学部】合格最低点
2016 | 125.5 |
2017 | 135.5 |
2018 | 136.5 |
2019 | 134 |
2020 | 131.5 |
2021 | 130.6 |
2022 | 134 |
平均 | 132.5143 |
見てわかる通り、合格最低点はほとんど変わりませんが、データに出ない違いがあります。
後述しますが、文化構想学部の方が、英語の難易度が高いので、その分、合格最低点が下がるはずですが、合格最低点が変わりません。
それは標準化で引かれる点数です。
文学部の方が標準化で引かれる点数が多い=必要な点数が高い、ということを頭に入れておいて下さい。
3.早稲田の文学部・文化構想学部(文構)の英語の平均点について
ここから注目して読んでください。
この記事は文・文化構想の英語の記事ですので、英語の平均点のみをとりあげます。
まずは、文学部、そのあとに文化構想学部の英語の平均点のデータを確認し、そこからわかることを記述していきたいと思います。
【文学部】英語の平均点
英語 | |
2016 | 42.8 |
2017 | 35.4 |
2018 | 36.9 |
2019 | 45.8 |
2020 | 43.4 |
2021 | 39.1 |
2022 | 39.2 |
平均 | 40.37143 |
【文化構想学部】英語の平均点
英語 | |
2016 | 35.2 |
2017 | 38 |
2018 | 41 |
2019 | 35.2 |
2020 | 33.4 |
2021 | 36.9 |
2022 | 36.2 |
平均 | 36.55714 |
上記のデータを見ればわかるように、近年の傾向として、2019年からは文化構想学部の方が文学部より確実に難しいです。
私自身、指導のために入試問題を解くときも、「これは受験生には無理だろ・・・」と思うほどです。
また、この傾向はこれからも続くでしょう。
サクセスエッジでは、早稲田大学側は文学部と文化構想学部に違いを出したいのではないか、と考えています。
具体的には、文化構想学部は、国語ができる人、さらに言えば、古文や漢文に造詣が深い人を強く求めていることが作問から明らかです。
だから、文化構想学部の英語はあえて、差がつかないように設定されているのです。
この記事を見ている人は、「文化構想学部の英語でなかなか点数が取れない・・・」とお思いでしょうが、仕方ないのです。
なぜなら大学側がそれを望んでいるから・・・。
ちょっと安心しましたか?
しかし、逆に言えば、みんなが取れない早稲田大学文化構想学部の英語で点数を取ることができればとても大きなアドバンテージになるのです。
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これ以降は、早稲田の文・文化構想の英語のかなり細かい分析になるのでぜひ最後までご覧ください。
早稲田の過去問の解説よりも詳しいサクセスエッジ独自の戦略的な解き方の一例がわかると思います。
② 早稲田大学 文学部・文化構想学部(文構)の英語の大問ごとの配点
ここでは早稲田大学文・文化構想の英語の大問ごとの配点を述べていきます。
これを読めば自己採点で正確な点数が出せます!すごい!
大問5の要約問題が2017年を境に、リード文が追加され若干易化しました。2017年以前とそれ以降にわけて配点を紹介していきたいと思います。
点数×問題数(満点9という形で記述していきます。
【2017年以前(~2016)】
(大問1)
1×14 14点満点
(大問2)
a2×2 4点満点
b 2×3 6点満点
c 3×5 15点満点
(大問3)
3×7 21点満点
(大問4)
1×7 7点満点
(大問5)
8×1 8点満点
【2017年以降(2017~)】
(大問1)
1×14 14点満点
(大問2)
a2×2 4点満点
b 3×3 9点満点
c 3×5 15点満点
(大問3)
3×7 21点満点
(大問4)
1×7 7点満点
(大問5)
5×1 5点満点
以上になります。これ以降は早稲田の文・文化構想の英語の問題を具体的に紹介して、その解き方を説明していきたいと思います。
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③ 早稲田大学 文学部・文化構想学部 英語 SE式戦略的な解き方を解説!
ここでは、早稲田大学文学部・文化構想学部(文構)英語の大問1を例にあげて解説していきます。
作問者が隠している意図やアプローチ方法を徹底解説していきます。
文・文化構想の英語の対策は、単刀直入に言えば、作問者が意図していることを突き止め、設問ごとに論理的なアプローチ方法を確立していくことが重要になります。
早稲田の文・文構の英語が難しいと感じる根本的な原因は、作問者の意図が全体的に読み取りづらいことにあります。
このあとを見てもらえればわかりますが、むしろ作問者は意図していることがバレないように徹底して工作しています。
では、それは具体的にどういうことなのでしょうか?英語 大問1を使って解説していきたいと思います。
まずお伝えしたいことは、早稲田の文・文構の英語大問1は「トラップ」と考える!ということです。
つまり、大問1に時間をかけたりするのは愚策であり、ちゃちゃっと解いて次に移ろう!ということです。
これを見て「どういうこと?全ての大問ちゃんと解かなきゃダメじゃないの?」と思う受験生がほとんどだと思います。
確かに、大問1を適当に解けばいいというものではありません。
しかし、早稲田の文・文構英語は大問1は1問1点と配点も低いことに加え、選択肢として出る語彙が難しすぎることが多く、配点が高い大問2や大問3などと比較すると重要な問題とは言えないのも事実です。
さらに深堀りすると、早稲田の文・文構英語の作問者は意地悪な意図を隠していることがわかります。
それは、「最初の大問で受験生を引っ掛けて総崩れさせてやろう!」というものです(実際はそこまで意地悪に考えてないとは思いますが笑)。
これがいわゆる「トラップ」なのです。それはどういうことか、次の表を見てください。
〈「トラップ」の具体的からくり〉
1何も考えず最初の大問から解き始める
2最初なので緊張に加え、難問の数々に困惑し焦り、時間をかける(1問1点 なので時間をかけても得点しにくい)
3他の大問にかける時間が無くなり、総崩れする
このトラップには、主に過去問研究をしっかりこなしてこなかった受験生が引っかかることが多いです。
つまりどういうことでしょうか?
そうです、早稲田の文・文構に行きたい思いが強い人と、そうでない人を選別しているとも言えるのです!
早稲田文・文構の入試では、このように過去問研究をちゃんとしているかどうかを見ていることが多いです。
例えば、早稲田の文化構想学部の世界史では、過去に1度出た「アール=ヌーヴォー」という非常に難しい語句を、数年後に再び同じ形で出題したことがありました。
つまり、うち(早稲田)の学部に入りたいという強い思いがある人を入れたい!ということですね。
ちなみに、早稲田大学は全体としてそのような傾向があります。
早稲田政経の入試改革の際には、とある記事のインタビューで政治経済学部の関係者が「うちの大学に入りたいという思いがある人を入れたい。」と明言しているほどです。
さて本題に戻りますが、このトラップを踏み倒すためには以下のことを意識しておくと良いでしょう。
・大問1に時間をかけたりするのは愚策である。(最初は緊張して時間をかけがちだ という人は、なるべく大問1は後回しにするとよい。)
・大問2や大問3など重要な問題にしっかりと時間をかけるのは絶対なので、それに合わせて大問1にかける時間を調整する。
これらのことを意識するだけで、得点率が上がるきっかけになると思います。なかなか点数が伸びない…という人は、是非参考にしてみてください。
もう1つ、作問者が隠した意図を暴いていこうと思います。
下の画像は、2020年の早稲田大学文化構想学部 英語 大問1です。
設問の5番を見てください。
選択肢は右から順に、arbitrarily、fundamentally、necessarily、ultimatelyとなっています。
一見普通の設問のように見えるかもしれません。しかし、ここにも作問者の重要な意図が隠されているのです。
本文の方を見てください。
5番の空欄の前後を訳すと、「日本にいる日本人でない住民は( )英語話者ではない。」となりますね。
先に答えを言ってしまうとここにはnecessarilyが入るのですが、ここでハッとする人がいるのではないでしょうか。
そうです、ここでは文法的な知識をサラッとバレないように聞いているのです。
「not necessarily」で「必ずしも~ではない」という部分否定の意味になるということを文法書で習った人は多いと思います。
作問者は、ここであえて文法問題として出さずに、関係ない選択肢を混ぜて受験生が自然に文法の知識が出るかどうかを試しているのです。汚いやり方ですね(笑)
このように大問1ではサラッと文法知識を聞いてくることが多いので注意しておきましょう。
ちなみに、上の例のような部分否定に関する問題が出ることが多いです。
サクセスエッジはどのような塾なのか?というと、早稲田や慶應のレベルでもこのような戦略的な解き方を学ぶことができるのです。
早慶を中心とした各学部の対策講座を設けています。
SEが設けている「文学部・文化構想学部対策講座」では、以上のような設問意図の追究に加え、大問1から5まで全ての大問について、(皆さんが悩んでいる文挿入も!)具体的にどのように解いたらよいのか?といった設問ごとのアプローチ方法について丁寧に解説しています。
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